ヤドカリの赤ちゃん

産まれたてはエビっぽい

アカツメサンゴヤドカリのゾエア幼生

「ヤドカリは生まれた時から貝に入っているの?」とよく質問されます。

答えはNoです。
写真のようにエビのような形をしています。2mm程のプランクトンです。
たいてい大潮の日、メスが持っている卵から孵化して海に放たれます(放仔)

ホンヤドカリ類の稚ヤドカリ

数週間経過するとグラウコトエ幼生と呼ばれる姿になります。
そう、変態です。もう海中をただよっていられないので、海の底へと降りていき貝殻を探して入ります。

貝殻を見つけられないとそのまま外敵に捕食されるのではないでしょうか。
そしてその数は決して少なくないはずです。

ある程度大きくなると肉眼でも観察できます。かわいいね。

生き残るのは極僅かのヤドカリたち。

そして私に脱がされます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました