磯遊びのすすめ

大潮の干潮時に磯に行くと、タイドプール(潮だまり)に取り残された生物が観察し放題でパラダイスです。磯遊びは楽しいものである反面、事前に知っておかねばならないことがあります。

一番大事なのは、初心者の内は絶対に一人で行かないこと。普通に死にます。

他には…

①事前に必要な装備を整える
②危険生物に気をつける
③ルールやマナーを守る

①必要な装備を整える

水辺の事故を防ぐために、マリンシューズ・手袋の着用は必須です。また、ラッシュガードなど長袖を着て肌の露出を控えるだけでかなり安全性が上がります。

磯の岩場はフジツボやカキが付着しており肌が切れます。水に濡れると簡単に大量出血です。

ビーチサンダルは滑ったり、脱げたりして危険です。岩場に行くときは脱げにくくて、足全体を守ってくれるものをはきましょう。滑って頭を打って死にますし、水に顔を突っ込んで気絶したら死にます。

殺意の高い形状のカメノテ

②危険生物に気を付ける

クラゲ、オコゼ類、ガンガゼ、など毒がある生物に特に注意しましょう。有毒生物に刺された場合の対処方法は、種類によって異なるので事前に調べるべきです。皮膚科で医師に診てもらうときは、何に刺されたかを可能な限り伝えることが大事です。

毒性の強いイモガイの仲間に刺されたりしたら死にやすいです。

有毒ウニ。ガンガゼ

③ルールやマナーを守る

アワビ、ナマコ、サザエなどを採ってはいけないのはあまりに有名。うっかり密漁しないよう「その場所で採ってはいけないもの」を要チェックです。事前に調べましょう。

違法だったり罰則がある訳ではないものの、モラル的に好ましくないグレーな行為もあります。

明らかに近日中にほかの人間が訪れて、岩をひっくり返してそのままにした痕跡が見られることがあります。

グレーな行為は自然環境や周りの人間に迷惑をかけがちです。

現地の住民や漁協・漁師さんと良い関係を築いて活動しましょうね。

記事化

■withnews様
自由研究におすすめ〝ヤドカリのグラビア〟制作者の「生きもの観察」

■grape様
「岩をひっくり返したら戻して」 その理由に「納得した…」「必ず戻します」の声 

■Yahoo!ニュース様
ヤドカリ、殻を脱ぐとこんな姿!?「グラビア」出版の理由と自由研究にもおすすめの〝生きもの観察〟

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