東京駅にあるカニの化石

目もハサミも甲もよくわかる

ひと昔話題になった。東京駅の大理石から見つかったカニの化石。

まだ見たことがなかったので、ひさびさに東京へ行った機会に見てきました。

カニの化石に詳しい、岐阜県瑞浪市化石博物館の学芸員、柄沢宏明さんによると、この化石は「ハルパクトカルシヌス」か「パレオカルピリウス」か「パレオザソソプシス」というカニの祖先。およそ5600万年前から3390万年前までの始新世に栄えた。地中海沿岸を中心に、暖かく浅い海で生活していたが、漸新世(およそ3000万年前)になり地球の気温が急激に低下すると、環境の変化についていけず絶滅。現代には、「ユウモンガニ」と、生息環境により毒を持つこともある「アカモンガニ」の2種のみが形質を受け継いでいるという。

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見られる場所は…

改札内にあるので、JRで来るか入場料250円を払う必要があります。新幹線乗り換え口近く、ごまたまごの看板のところにあるので探してみてください!

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