「カニの日」なのでカニの赤ちゃんの話

6月22日は「カニの日」です。
株式会社かに道楽が、カニのおいしさを広めるために制定したそうです。

目的は食用カニのプロモーションですが、
Twitterではカニ好きによる愛があふれたツイート祭りになってます

カニの赤ちゃん

カニ類のゾエア幼生

カニは卵から孵ったときは、エビのような形をしたゾエアと呼ばれる幼生です。大きさは2mmほど。放仔からの流れはヤドカリと似ています。

ゾエア幼生はプランクトンです。
(もしまだ夏休みの自由研究が決まっていない読者がいましたら、プランクトン、ネクトン、ベントスについて調べるのはいかがでしょうか)

頭のトゲで浮力を確保し、付属肢で泳ぎます。
観察した時はなぜかくるくる泳ぎ続けていました。

変態! メガロパ幼生

ポケモンのバチュルみたい

海をただよっていたゾエアが脱皮を繰り返すと、メガロパと呼ばれる姿に変態します。
ここからは海の底で生活します。

足の生えたおたまじゃくしのような、中途半端な印象で愛おしいです。

お腹はまだエビのようです。陸はテケテケ歩き、水中はピコピコ泳ぎ、生物として興味深いです(動画を参照ください)。

この後も脱皮を繰り返していって、よく知るカニの姿になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました