解剖と顕微鏡

こういうことばっかりしてます

海を眺めていると、くるくると泳ぎ回るイシガキダイが流れてきました。
どうやら寄生虫が原因である可能性が高いとのことで、解剖して観察してみました。

すると、頭部から予想通り、寄生虫の幼体(メタセルカリア)が。いても1匹か2匹のことが多いようですが、この子からは4匹も出てきました。

水温が20~27度程で発症しやすいそうです。
後日、同じようにくるくるまわるハナオコゼやチョウチョウウオもみられました。
中間宿主が海生貝類だったら、この観察地点は貝類まみれなので納得です。

こうやって突然の疑問も解決してくれるので、顕微鏡はいいものです。

~以下、顕微鏡による観察の例~

タコクラゲに共生する褐虫藻の密度比較
チンチロフサゴカイの触手
海中を舞うプランクトン
ヒメイカの精子
ラッパウニの卵

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