泳ぐのが得意ではないので、普段は流されないように海藻につかまっているタツノオトシゴ。
その習性を利用した触れ合いです。
クロウミウマ
『日本の海水魚』山と渓谷社
Hippocampus kuda
川や湾の汽水域に生息。同属とは、頭頂部の形で見分けられる。
……タツノオトシゴにも何種もいるのご存じでしたか?
私は大学に入ってから知りました。
また、リュウグウノツカイとごっちゃになっているのか、水族館のお客さんやTwitterの投稿で幻の魚扱いされてることがありますが、磯でふつうに見られます。
ぱっと見魚には見えないものの、背ビレをぱたぱたさせて泳いでいる姿はやはり魚類。ちなみに、おちょぼ口で微小な動物プランクトンを食べます。餌の用意が難しいので、飼育難易度はちょっと高め?
何年か前に飼育していた頃は、水槽内にわく微生物や、まだ飼育するに至っていなかったヤドカリのゾエア幼生を餌にしていました。
そして、タツノオトシゴといえばオスが子供を育てることで有名ですね。
見た目だけでなく、興味深い生態がいっぱいな生物です。
動画化
・ABEMA NEWS
タツノオトシゴの子供との“ふれあい方”
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